住民寄付の3000万円原資、救急車を納車 壬生 死亡した長男の保険金「社会のために」

 【壬生】安塚、無職水口勝弘(みずぐちかつひろ)さん(72)と国子(くにこ)さん(72)夫妻の寄付3千万円を原資に購入した高規格救急車の受納式が15日、壬生消防署で行われた。

 水口さん夫妻は、おととし夏に40歳で亡くなった一人息子の英樹(ひでき)さんの生命保険金から、「社会のために」と石橋地区消防組合消防本部に寄付金を贈った。水口さん夫妻の要望は、親子3人が日産栃木工場で働いていたことから日産車であることなど。消防本部の提案で左右のスライドドアの中央に「MIZUGUTI号」と記されている。