境内を彩る燈明のあかり=16日午後5時55分、宇都宮市塙田1丁目

 お盆に迎えた先祖の霊を燈明(とうみょう)の火で送る「千燈明」が16日、宇都宮市塙田1丁目の慈光寺で執り行われ、檀家(だんか)などの祈りが込められた燈明の明かりがともされた。あいにくの雨天で、檀家らによるお練りなどは中止されたが、足利市出身のケーナ奏者Renさん(37)らによる奉納演奏を本堂で挙行、境内は厳かな雰囲気に包まれた。

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 今年で23回目。午後6時40分ごろから、本堂内で吉田祥雄(よしだしょうゆう)住職が供養の儀式を主宰。祖霊との別れを惜しむ奉納演奏では、フォルクローレやフォークソングなどの音色が、燈明に彩られた境内に静かに響き渡った。

 宇都宮市江曽島3丁目、中井節子(なかいせつこ)さん(75)は「素晴らしい曲でご先祖様を送ってもらって感謝。みな喜んでいると思います」と話した。