開園から半年、病児・病後児100人利用 大田原、金丸こども園

 【大田原】市内初の病児保育、休日保育などを行う北金丸の幼保連携型認定こども園「国際医療福祉大 金丸こども園」が、開園から半年をすぎた。同系列の医療型施設と連携しながら多様なニーズに対応しており、病児・病後児保育で延べ計約100人が利用した。共働き家庭などのセーフティーネットとして認知されてきた一方、高まる休日保育の需要にどう応えていくかなどの課題も見えてきた。

 「◯◯ちゃんは水を飲む時むせます」

 「ST(言語聴覚士)にも見てもらおうか」

 同園で月1回開かれるカンファレンス(症例検討会)。24日の検討会では保育士や看護師の質問に隣接する医療型障害児入所施設「なす療育園」の小児科医3人が丁寧に答えていた。感染症、アレルギー、発達障害など疑いのある事例も含め、相談は多岐にわたる。

 医師が下支えする中、同園児以外も対象とする病児・病後児保育の登録者は、4月の開園当初の約280人から9月末で約400人に増加。毎月約10人で推移していた利用者は7月以降倍増し、8月は感染症の流行に伴い32人に達した。