警察官、消防隊員など60人参加 雪山救助に備え合同訓練

 【那須塩原・那須】雪山の遭難事故などに備えようと、那須山岳救助隊は22日夜、那須塩原署で合同訓練を開き、同署員や那須地区消防組合の消防隊員ら約60人が、ブルーシートやロープを応用した初心者向けの担架作りを学んだ。

 訓練前、同隊の大高登(おおたかのぼる)隊長は、今年3月に那須町湯本の国有林で大田原高の生徒ら計8人が死亡した雪崩事故に触れ、「もう二度と那須の山で事故が起きないよう、訓練に力を入れてほしい」とあいさつ。同署の宇賀持久男(うがもちひさお)署長は「助けを求める人を救うのが警察官の使命。有事の際、われわれだけでも動けるようしっかり学んでほしい」と力強く述べた。

 その後、同隊隊員が3月の雪崩事故の救出活動で活用したブルーシート担架の作り方を参加者らに指導。参加者は負傷者役をシートで包み、バランスを保って搬送できるロープの付け方や結び方を練習した。