大田原市民吹奏楽団が25周年 26日に記念演奏会

 【大田原・那須塩原】地域のアマチュアの音楽愛好家らでつくる大田原市民吹奏楽団が、結成25周年を迎えた。一時期は団員不足に苦しんだものの、現在は10~60代の39人が所属しており、音楽を通し世代を超えた交流を深めている。26日には、四半世紀にわたって引き継いできた熱い思いなどを胸に、記念演奏会「Brassの響き2017in那須野が原」を那須野が原ハーモニーホール・大ホールで開く。

 同楽団は1992年、大田原小音楽部員の保護者が中心となり創設した。音楽を続けたいと考える同部出身の卒業生たちに呼び掛けるなどして、団員を募り約30人でスタートした。

 10年ほど前には団員不足に悩まされ、練習に7、8人しか集まらない時期が続いたが、厳しい中でも那須町や那須塩原市の吹奏楽団から人員を借りて演奏会を開いてきた。「地元で音楽をやりたい人の受け皿を絶対になくしてはいけない」という思いだったと、在籍21年目の田中重夫(たなかしげお)団長は当時を振り返る。

 その後、ホームページを作成した効果もあり団員が増加し、現在は大田原や那須塩原を中心に13~68歳までの39人が所属している。会社員や学生、主婦など幅広い層の団員が毎週木曜日の夜に、大田原市総合文化会館で練習に励んでいる。