郷愁のサックス響く 地元出身の冨岡さん演奏 那須烏山

 【那須烏山】旧烏山町出身のサクソフォン奏者冨岡(とみおか)(旧姓川俣(かわまた))和男(かずお)さん(71)によるコンサートが4日、烏山体育館で開かれた。

 冨岡さんは小学2年生まで烏山町で暮らした。東京芸大卒で、サクソフォン奏者として初めて日本音楽コンクール1位を受賞するなど活躍。同大客員教授なども歴任し、後進を育成した。

 現在は第一線を退いたが、「お世話になった人たちに恩返しをしたい」と、数十年ぶりに古里でのコンサートを企画。小学生時代の同級生らが協力した。

 冨岡さん(ソプラノソックス)のほか、妻英子(えいこ)さん(ピアノ)、冨岡さんの教え子の中嶋紗也(なかじまさや)さん(テナーサックス)が出演。恩師や同級生、市民ら約600人を前に、「G線上のアリア」や「川の流れのように」などアンコールを含め約10曲を披露し、郷愁を帯びた音色が響き渡った。