野球人生を振り返り、努力の大切さなどを語る八木沢さん

実演を交え体のひねりを意識するようにと話す八木沢さん

野球人生を振り返り、努力の大切さなどを語る八木沢さん 実演を交え体のひねりを意識するようにと話す八木沢さん

 栃木県教委主催の「とちぎ未来大使『夢講座』」が5日、間々田中で開かれた。史上初の甲子園春夏連覇を達成した作新学院高のエースで元ロッテ監督の八木沢荘六(やぎさわそうろく)さん(77)=日光市出身=が「野球とわたし」と題し、生徒約500人に講演した。

 全国野球振興会理事長を務める八木沢さんは、幼少期の野球との出会いなどを語り、ロッテの投手として1973年に史上13人目となる完全試合を達成した当時の様子を「武器だったコントロールを磨いたから成功できた」と振り返った。

 夢の実現に向けた努力の継続については、大学時代に学んだという「常善(じょうぜん)」の考え方を紹介。「毎日全力投球ではなく、体の状態を自身で見極めて鍛錬を積んでほしい」と強調した。

 最後には八木沢さんが実演を交えて、制球力が上がるボールの投げ方を解説。ボールを持つ逆の腕の使い方が大事と伝え、生徒たちは聞き入っていた。

 野球部で主将を務める3年川島駿志(かわしまたかゆき)さん(15)は「技術的な指導は興味深かった。実践で試したい」と目を輝かせた。