「キッズデュオ」やバイリンガル幼稚園などが入る施設のイメージ図

 ドコモショップ運営などのハヤブサドットコム(宇都宮市上横田町、野田和郎(のだかずろう)社長)は4日までに、英語のみで会話する学童保育施設「キッズデュオ」をJR宇都宮駅東側の宇都宮市東宿郷3丁目に開設した。関係者によると、英語に特化した学童保育施設は県内では珍しいという。周辺では次世代型路面電車(LRT)や同駅東口地区の整備が進み、マンションも増加している。潜在的なニーズは高いとみて、来年4月にはバイリンガル幼児園「アイキッズスター」もスタートする予定だ。

 同社が教育事業に参入するのは初めて。県民所得の高さなどを踏まえ、「児童の英語教育のニーズはある」とみており、同駅東口開発などに伴う需要拡大をにらむ。LRTの沿線に設置することで、沿線周辺からも取り込みたい考え。

 キッズデュオとアイキッズスターは、学習塾運営などのやる気スイッチグループ(東京都中央区)が首都圏を中心に展開している。県内初進出で、ハヤブサドットコムが同グループとフランチャイズ契約を締結した。8月に移転するドコモショップ宇都宮駅東口店の建物を活用する。運営は1月に設立した子会社ハヤブサ総研が担う。

 キッズデュオのスタッフは、外国人とバイリンガルの日本人が各2人の計4人体制。読み聞かせやプレゼンテーションなどを行い、自主性の育成を図るという。バス送迎も実施する。

 2日に開校式を行い、体験会には親子12組が参加した。体験会は今月の週末に開くほか、8月にはサマースクールも開催する。

 幼稚園のアイキッズスターは、英会話のみの時間を1日の半分設けるのが特徴という。児童向けのプログラミング教室や、知能育成と受験対策の幼児教室も併設する。今月16日に宇都宮市内で入園説明会を開く。

 野田社長は「世界に羽ばたく子どもを宇都宮で育てたい。ノウハウを積み、複数の施設展開を図りたい」と意気込みを語った。