飛び込みの世界選手権に出場する須山(左)と榎本=日環アリーナ栃木屋内水泳場

 水泳の世界選手権は26日、飛び込みが開幕。7月3日までの8日間で各種目が行われ、県勢は27日から、女子の榎本遼香(えのもとはるか)(25)=県スポーツ協会=と、男子の須山晴貴(すやまはるき)(24)=同=が出場する。2人とも「(個人種目で12人の)決勝進出が最低ライン。8位以内が目標」と気持ちを高め、世界一を決める大舞台へ臨む。

 共に3メートル板飛び込みと、この2人が組む混合シンクロ板飛び込みにエントリー。榎本は2019年大会で女子3メートルシンクロ板に出場して以来2度目の世界選手権で個人種目は初めて。須山は初の世界選手権出場だ。

 コンディションは「悪くない」と言う榎本。演技構成はこれまでと変えず、既存の技を磨いてきた。国際舞台で自身初の300点台を目標に入賞を見据える。今大会を2024年パリ五輪への通過点と位置づけ、結果以上に「内容にこだわりたい」と質も重視する。

 須山は「自己ベストの得点で入賞」を掲げ、「チャレンジャーとして気負わずやりたい」と出番を楽しみに待つ。準備していた新技は「間に合わなかった」と悔しがるが、貴重な国際舞台の経験を積む場で「思い出づくりにいくのではない」と気合十分だ。

 17年大会から採用された混合シンクロ板は、2人が日本人ペアとして初出場。榎本は「いかに海外勢に迫力負けしない演技ができるかを大切にしたい」、須山は「未知数な種目なので、楽しみたい」と語った。

 男子3メートル板は27日に予選と準決勝、28日に決勝を実施。30日に混合シンクロ板決勝。7月1日に女子3メートル板の予選と準決勝、3日に決勝を行う。