彩色の指導を受ける参加者たち

 【日光】本物の文化に触れてもらう県の「とちぎ版文化プログラム特別講座」の初の体験講座が10日、市内で開かれた。県内の小中学生21人が世界遺産二社一寺の文化財修理に必要な彩色技術を体験した。

Web写真館に別カットの写真

 文化を通して2020年東京五輪・パラリンピックの参加機運を高める施策の一環。今回をはじめ、烏山和紙(那須烏山市)や天明鋳物(佐野市)の体験など計5講座を年内に開き、本県の文化を学ぶ。

 この日は日光総合会館を会場に、日光社寺文化財保存会の技術者が彩色について指導。参加者たちは鉱物などを原料とした絵の具を使い、木板に花の絵を描いていった。保存会の工房と日光東照宮の境内も見学して理解を深めた。

 彩色を体験した宇都宮市晃宝小4年東弥央(あずまみちか)さん(9)は「東照宮にある細かな絵をどうやって描くのかがよく分かり、勉強になった。彩色の技術者になってみたい」と話した。