猛暑の中で迎えた公示後初の週末。各陣営は党幹部らを投入し、街頭演説を行った=25日午後、芳賀町内、青柳修撮影(写真は一部加工しています)

 参院選公示後、初の週末を迎えた25日、各地で猛暑日を記録する中、栃木選挙区に立候補している6陣営では、候補者らが汗を拭いながら県内を駆け回った。人出を求めて市街地や商業施設などで街頭演説したり、交流サイト(SNS)での発信を強化したりして、熱い選挙戦を展開した。

 共産党新人の岡村恵子(おかむらけいこ)氏(68)は日光市足尾町から運動を開始。同市中心部などを重点的に回り、計8カ所でマイクを握った。「車から手を振ってくれる有権者が多く反応は良かった」と手応えを語った。

 立憲民主党新人の板倉京(いたくらみやこ)氏(55)は衆院栃木2区のエリアで遊説。さくら市の街頭では、同党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員らと演説に立ち「追い付け追い越せの精神で議席を確保する」と力強く語り、聴衆とグータッチした。移動中の車内ではオンラインで集会に参加するなど精力的に活動した。

 3選を目指す自民党現職の上野通子(うえのみちこ)氏(64)は午後、芳賀町の商業施設前で演説。世耕弘成(せこうひろしげ)参院幹事長が応援に駆け付け「日本の教育行政は上野通子なくして成り立たない。参院3期目は入閣適齢期だ」と盛り上げた。上野氏はイメージカラーの真っ赤な服に身を包み「未来を守り地域を守る」と沿道に向け手を振った。

 日本維新の会新人の大久保裕美(おおくぼゆみ)氏(45)は、那須塩原市や矢板市などで支持者へのあいさつ回りに奔走した。公示後はSNSのフォロワーが増えているといい「(有権者の)反応は良くなっている。一人でも多くの人の声を聞きたい」と力を込めた。

 NHK党新人の高橋真佐子(たかはしまさこ)氏(57)の陣営では浜田聡(はまださとし)政調会長が来県し、JR宇都宮駅前で演説した。

 政治団体の参政党新人大隈広郷(おおくまひろさと)氏(52)も同所で支持を呼びかけた。

 26日は岡村氏、板倉氏、大久保氏の3陣営が宇都宮市内で街頭演説などを行う。上野氏はさくら市、大隈氏は小山市などで活動予定という。