比例で支持する政党(県内有権者)

 7月10日投開票の参院選で、6月22、23の両日に共同通信社が実施した序盤情勢の世論調査によると、県内の有権者が比例代表で投票する政党は、自民党が33.3%とトップで、2位の立憲民主党の16.0%を大きく引き離した。日本維新の会が9.5%と続いた。ただ「まだ決めていない」は全体の14.4%で、終盤にかけて情勢が変化する可能性もある。

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 参院選の比例代表は、政党名または比例代表候補者名のどちらでも投票できる。

 他の政党と政治団体では、公明党は5.6%。共産党とれいわ新選組は5.5%で並んだ。国民民主党は3.3%、参政党は3.0%、NHK党は2.5%、社民党は0.6%などだった。

 10代を除いた年代別でみると、自民が全年代で他の政党を上回る強さを見せた。自民が最も高かったのは70代以上で39.8%、最も低かったのは40代で26.5%だった。

 立民は60代が24.3%、70歳以上が19.7%と高齢層の支持を集めた一方、20~40代は1割以下となり若年層で苦戦した。

 維新は30~40代で立民を上回ったが、比例第2党をうかがう全国情勢とは異なり、全体でみると立民と差がついた。

 男女別では維新、国民、N党、参政などで男性が多く、公明、共産、れいわなどでは女性が上回った。自民と立民は男女がほぼ同率だった。