宇都宮市役所

 宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長は16日の市議会一般質問で、物価高騰などで経済的な負担増に直面する市民や事業者を幅広く支援しようと、7、8月に使用した分の水道料金のうち、基本料金を全額免除する方針を明らかにした。

 原油価格やロシアによるウクライナ侵攻で穀物価格が世界的に高騰している。さらに円安で輸入品の価格が上昇しており、市は地域経済の安定化のために物価上昇対策が必要と判断した。

 佐藤市長は「水の使用量が増加する7、8月の2カ月分の基本料金を全ての水道利用者を対象に全額免除する」と述べた。市としては初の取り組みで、1人暮らしの高齢者や学生など約2割の利用者は料金が無料となる見込み。市は免除件数を約25万2千件、免除額を約5億8千万円と見込んでいる。