JR宇都宮駅東側で進むLRT軌道敷設工事。一部区間の工期が遅れ、開業が再延期される見通しとなった=27日午後5時35分、宇都宮市東宿郷6丁目

 2023年3月の全線開業が延期される見通しとなっているJR宇都宮駅東側の次世代型路面電車(LRT)整備事業について、宇都宮市と事業を進めている芳賀町の見目匡(けんもくただし)町長は31日、町議会に「(市側から)開業を遅らせたいと連絡を受けた」と報告した。

 同市の野高谷(のごや)交差点架橋工事に遅れが生じており、来年3月の全線開業が困難になったと説明。5月27日夕方に佐藤栄一(さとうえいいち)市長から連絡を受けたという。

 見目町長は下野新聞社の取材に対し、「町内の工事は予定通り進んでいる。町民にはしかるべきタイミングに広報紙などでお知らせしたい」と述べた。

 町議会の小林俊夫(こばやしとしお)議長は「開業が遅れるのは残念。安全を第一にしながらもできるだけ早く開業できるようにしてほしい」と話した。