王座奪還-。宇都宮ブレックスの歴史に新たな栄誉が刻まれた。

 プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦は29日、東京体育館で行われ、ワイルドカードから勝ち上がったブレックス(東地区4位)が琉球(西地区1位)に82-75で競り勝ち、2連勝でリーグ創設初年度の2016-17年シーズン以来5季ぶり2度目の優勝に輝いた。

 勝利の瞬間の見届けようと6874人が詰め掛け会場は満員となった。2戦先勝方式の第1戦を制し、優勝に王手をかけて臨んだブレックスは第1クオーター(Q)開始直後に鵤誠司の3点シュートなど連続9得点で主導権を握った。

 その後は一進一退の攻防が続き一時は逆転を許しながら、第3Q終了して55-54。第4Qは1ゴールを争う残り1分で比江島慎が得点を重ねて勝ち切った。

 CS最優秀選手(MVP)には両チームトップ24得点のエース比江島が選ばれた。鵤が15得点7リバウンド、ジョシュ・スコットが13得点10リバウンドの活躍だった。

 ワイルドカードからの優勝は18-19年シーズンのA東京以来2例目。「宇都宮ブレックス」に名称変更してからの優勝は初めて。

 昨季オフに複数の主力が抜けて戦術面は再構築が迫られたブレックスだったが、試合ごとにチーム力を成熟させた。ワイルドカードでCSに進出すると両地区1位チームなどを次々と破り、無傷の6連勝で再び栄冠をつかみ取った。


【電子号外】ブレックス日本一 5季ぶり、琉球に連勝(5月29日)