選手に声を掛けるブレックスの佐々AC(左)。かつて指揮した琉球との頂上決戦を心待ちにする=CS準決勝・川崎戦より(Bリーグ提供)

 宇都宮ブレックスの佐々宜央(さっさのりお)アシスタントコーチ(AC)が感慨を胸に28日からのBリーグチャンピオンシップ(CS)決勝へ臨む。初めて決勝まで駒を進めた琉球を2019-20年シーズン途中まで指揮。「周りは『因縁の対決』と言うかもしれないが、関わったチームが勝ち上がってきたことが本当にうれしい」と目尻を下げる。かつての“教え子”との真っ向勝負を心待ちにしている。

 佐々ACが琉球の監督に就任したのは17年。当時はリーグ上位勢の壁を破れない状況にあり、「琉球には守備の文化がなかった。それを根付かせることが使命だった」。堅守構築に多くの時間を費やし、現在につながるスタイルを確立。以降、琉球はCSで4大会連続の4強入りし、ついに西日本のチームとして初の決勝進出を果たした。