栃木県庁

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 栃木県は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県民に協力要請してきた会食時の人数や時間制限を28日から解除することを決めた。大人数で飲食する場合や飲酒を伴う懇親会では2時間程度を目安とする。会話時のマスク着用など基本的な対策は継続して求める。

 感染流行の第6波を受け、県は1月19日、県民に会食を「4人以内」「2時間以内」とするよう要請していた。人数制限の解除は4カ月ぶりとなる。解除の理由について福田富一(ふくだとみかず)知事は、医療提供体制への負荷が軽減されていることや、経済活動の回復を目指すことなどを挙げた。

 一方、「感染者が再び増加する懸念もあり感染対策の継続は必要」として、アクリル板がない飲食店では1メートル以上の距離が確保できる人数にしたり、大声を出すのを避けたりすることなどを求める。

 病床使用率の低下を受け、6月1日から県内の確保病床数を現行の525床から393床に減らすことも決めた。確保病床の体制を現状の「フェーズ2」(病床使用率20%以上~50%未満)から「フェーズ1」(同20%未満)へと引き下げる。医療機関は454床から360床に、現在3カ所で計71床ある臨時医療施設は県央のみの33床とする。

 4回目のワクチン接種については、県営の4会場で31日から予約を受け付ける。60歳以上の県内在住者や持病があり重症化リスクの高い人などが対象で、6月3日から順次接種を始める。

 政府が発表したマスク着用基準の緩和に関しては屋内外、人との距離、会話の有無などに分け、着脱の判断を示すイラストを作成した。今後県のホームページなどで周知する。