行方不明になっているフランス人女性の捜索状況を聞くため、県警本部を訪れたピック駐日大使(左)=7日午後、県警本部

 観光で日光市内に滞在していたフランス人女性が行方不明になっていることを受け、同国のローラン・ピック駐日大使(54)が7日、県庁を訪れ、発見への協力を福田富一(ふくだとみかず)知事に要請した。県警本部も訪ね、捜索状況の説明を受けた。

 行方不明になっているのは同国籍、教員補助ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(36)。7月27日に来日し、28日から2泊の予定で、日光市内の宿泊施設に1人で滞在していた。29日午前10時ごろに外出して以降、行方が分からなくなっている。

 県国際課によると、ピック大使は福田知事と約15分間にわたって面会し、ベロンさんの発見に向け協力を求めた。福田知事は、依頼があれば、フランス語の通訳を紹介するなどの支援を申し出たという。

 また県警本部では北村修(きたむらおさむ)生活安全部長らと面会。県警は、ベロンさんが宿泊施設に残したメモを基に、観光地などで聞き込みを行っている状況などを説明した。県警は情報提供を求めるチラシの英語版も新たに作成し配布する予定という。

 ピック大使は「何か思い当たることがあれば、情報を寄せてほしい」と呼び掛けた。情報提供は日光署、電話0288・53・0110。