パリパリチキン

懐かしさと親しみを感じる店の前に立つ高野さん夫婦

パリパリチキン 懐かしさと親しみを感じる店の前に立つ高野さん夫婦

 その名の通り食感は「パリッパリ」か「バリッバリ」。心地よさすら感じる、唯一無二と思えるその歯応えの秘密は衣にある。「素材の肉の部位も衣も秘密なんです」と言われるとますます知りたくなるが、そこは謎にしておいた方がありがたみが増す気がする。

 1966年開業の店は内外「いかにも」な昭和の風情だ。茂木高正門から徒歩1分ほどにあり、看板メニューの「パリパリチキン」(1枚300円、チーズソースのみ350円)は、おなかをすかせた同校生徒たち御用達の味だ。

 薄めのチキンに下味は付けず、特殊な衣をまとわせて揚げてからまぶす塩と、「ペッパー」「のり塩」「柚(ゆず)塩ソース」「しょうゆマヨ」「チーズソース」など11種もある好みのトッピングで味は決まる。作り置きせず、注文後に揚げるので熱々だ。大きさは大人の手のひらほどあるが、しつこさは感じない。

 販売開始から16年ほど。イベントに出店すると今では長い列ができ、「3時間で700枚」も売れたことがあるという人気だ。代表の高野英生(たかのひでお)さん(52)と妻京子(きょうこ)さん(46)は「茂木高生と一緒に考えた味なんです」と楽しそうに話した。

 ▼メモ 茂木町茂木292。ランチは正午~午後1時、食事は午後5時半~8時。月曜定休。「パリパリチキン」はイベント時400円(チーズソース500円)。(問)0285・63・0750。