バスの中でワクチン接種を受ける市民ら

 宇都宮市は22日、大型観光バスを活用して新型コロナウイルスワクチンの集団接種を行う「ワクチンバス」を、陽東6丁目の商業施設ベルモールで一般市民向けに初めて実施した。

 若い世代に身近な商業施設に会場を設け、接種を促進する。12歳以上が対象で、ワクチンは米ファイザー製。この日は174人が接種を受け、そのうち134人が事前予約だった。市によると、半数ほどが10~30代となった。

 ベルモールのイベントスペースに2台のワクチンバスが止められ、市民が乗り込むと、医師が順番に予診し、素早く接種した。市民は座席から一歩も動くことなく予診から経過観察までを終え、降車していった。29日と6月4、11日も同所で実施する。

 1人で接種に来た宇都宮白楊高1年岡田夏葉(おかだなつは)さん(15)は「アクセスが良い場所で、若い人が多く来ると思う」と話していた。

 接種を担当した看護師渡辺舞衣夢(わたなべまいむ)さん(38)は「スペースが狭い分、中腰での接種に難しさがあったが、移動することがないのでお年寄りなどは安心だと思う」と話した。