宇都宮二荒山神社の鳥居と並んで設置されたコート。多くの観客が詰め掛けた

オリオンスクエア(江野町)に設けられたパブリックビューイングと、選手の練習場。巧みにボールを操る選手を家族連れやファンが見つめていた

宇都宮二荒山神社の鳥居と並んで設置されたコート。多くの観客が詰め掛けた オリオンスクエア(江野町)に設けられたパブリックビューイングと、選手の練習場。巧みにボールを操る選手を家族連れやファンが見つめていた

 おはようございます、ミワリーです。3人制バスケットボールの「FIBA3x3(スリーエックススリー)ワールドツアー」の開幕戦「うつのみやオープナー」が13~15日、市バンバ市民広場で開かれました。ツアーの開催は5回目ですが、実は観戦したことがありません。3x3って面白いの? 半信半疑で足を運んでみました。

 コート脇を見上げると宇都宮二荒山神社の鳥居がそびえる。試合初日の14日、観客席に座ると、伝統とスポーツが融合した独特の空間が迎えてくれた。

■五輪のメダリストも

 パンフレットによると、ワールドツアー2022は世界14カ所で開催予定という。開幕戦は宇都宮ブレックスや、海外の10チームが出場。東京オリンピックのメダリストもいる。

 続いて、ルールのページを見て驚いた。シュートが入ると1点、遠くからは2点だ。5人制と違うなんて知らなかった…。勝敗は10分間の得点で競うが、21点先取でも勝ちとなる。

 DJがノリの良い音楽を響かせる中、試合が始まった。どの試合も展開が早い。シュートが入ったと思ったら、すぐに相手のシュートが飛ぶ。予想外の所にパスが通る。激しいぶつかり合いの脇をドリブルですり抜ける。これが世界トップのプレーか。すごい。

 隣に座っていた千葉県、大学3年丸山幸樺(まるやまさちか)さん(22)は東京オリンピックのボランティアを機に3x3を好きになったという。「試合が見られてうれしい」とベルギーのチームを応援していた。

 宇都宮ブレックスも登場した。タオルを掲げ、より大きな拍手を送るファンたち。選手も応えるように2点シュートを決めたが、負けてしまった。

■うれしいハプニング

 意外だったのはプレー以外も楽しめること。会場を盛り上げるMCの実況、試合の合間のシュート競争、ダンスやBMXなどのエンターテインメント…。あっという間に時間が過ぎた。

 最終日の15日。地元チームの試合はなかったが、多くの人が集まった。決勝戦を前に、入場の列の長い観客席は諦め、石段席へ。観客は昨日と同様、若者をはじめ家族連れや高齢者など幅広い。近くに住む70代の夫婦は「毎回、少しだけ見に来てるよ。迫力があるよね」と見つめていた。

 この席でうれしいハプニングが。試合を終えたベルギーの選手が現れ、観客と一緒に観戦した。気さくな人柄に「キュンです」。私もファンになりそう。フランス語を学ぼうかな。

 3日間の来場者は延べ約4万8千人。新型コロナウイルス感染予防のため飲食などの制限はあったが、選手の練習場やパブリックビューイングが街なかに設けられ、にぎわった。

   ◇    ◇

 半信半疑だった私の結論はこうだ。3x3はとても面白い。既に開催が決定している来年の「うつのみやオープナー」。今からもう待ちきれない。