土砂が散乱する道を保健指導に向かう宇都宮市からの派遣職員=7月27日呉市川尻地区(同市提供)

 【宇都宮】西日本豪雨被災地に派遣されていた市職員6人が7日、市役所で帰任報告を行い、現地の生々しい実情を佐藤栄一(さとうえいいち)市長らに語った。

 7月下旬から岡山県倉敷市真備地区に派遣されたのは、危機管理課の佐藤豪(さとうごう)さん(38)ら4人。佐藤さんたちは同地区の岡田小に設置された避難所で、看護師巡回の同行など夜間運営を担った。派遣された職員らによると、同地区は夜間は明かりもなく、車上荒らしなどの窃盗も当初は頻発したという。

 「安心して住める場所が欲しい」との声を多くの被災者らから聞く一方、「遠くからありがとう」と感謝の声もかけられたという。