雨の中で8往復を達成し、笑顔でゴールする星野さん=7日午後2時50分、日光市中宮祠

4往復目の連続登頂に向かう金子さん=2日午後5時、日光市中宮祠

雨の中で8往復を達成し、笑顔でゴールする星野さん=7日午後2時50分、日光市中宮祠 4往復目の連続登頂に向かう金子さん=2日午後5時、日光市中宮祠

 奥日光の男体山(2486メートル)で24時間連続登頂に挑んだ日光市所野、スポーツトレーナー星野由香理(ほしのゆかり)さん(32)が7日、8往復の新記録を樹立して登山口の日光二荒山神社中宮祠にゴールした。初挑戦で7往復した昨年の最高記録を塗り替えた。星野さんの姿に触発され、2、3の両日に同じ挑戦をした鹿沼市北半田、整体師金子雅道(かねこまさみち)さん(32)も8往復を達成。同神社は「2人の挑戦が11日の山の日を盛り上げてくれる」と歓迎している。

 これまでに同神社が認定した最高記録は5往復。これを昨年、国内外の山岳マラソン大会で活躍する星野さんが7往復して塗り替えた。しかし、雷雨で約2時間の中断があって「昨年は目標の8往復が達成できなかった」(星野さん)ため、今年も挑戦した。

 今回は6日午後3時にスタート。1往復目を2時間14分で駆け抜けた。2往復目で雨が降りだし、ぬれた岩で転倒するなど体力を消耗。「単独行だった2往復目まで止めようかと思っていた」と話すが、その後は支援者が同行して献身的にサポートした。

 7日午後2時50分ごろ、8往復目を終えてゴールすると、星野さんは笑顔を弾けさせた。「多くの仲間の励ましがあってこそ達成できた」と振り返った。

 金子さんは2日午前9時に開始。「男体山を登山した昨年、星野さんが連続登頂する姿を見て心を打たれ、挑戦した」。翌3日まで好天に恵まれ、昨夏からの鍛錬の成果を発揮。星野さんと同じ記録を出した。

 金子さんは「これまでの人生で苦しい事もあったが、星野さんのおかげで力が出た。男体山にも育ててもらった」と話した。