売却される県土地開発公社の旧本社ビル=宇都宮市栄町

 栃木県土地開発公社(江連隆信(えづれたかのぶ)理事長)は、宇都宮市栄町の旧本社ビルの県開発センタービルと跡地を独自の方法で売却する。建物を解体して市街地活性化に役立つ事業を行うことを条件に一般競争入札を行い、不要になった資産の処分と街のにぎわい創出の両立を目指す。予定価格は9億900万円。悪質な業者を排除するため、入札条件にも工夫を凝らした。

 同公社によると、ビルはJR宇都宮駅から北西に約1キロの市街地にある。敷地面積は約1938平方メートル。地上10階、地下1階建てで、1972年の完成から築50年が経過する。老朽化が進み、耐震性も低く、再利用は難しいことから、同公社は2020年2月、同市仲町の新社屋に移転した。