火災時の情報伝達スムーズに　寄付金で無線機119台導入　足利

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配備された無線機を装着した消防署員

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右胸部分に無線機を装着する消防隊員

　【足利】市消防本部はこのほど、昨年２月に発生した両崖山火災で課題となった情報伝達手段の強化を図るため、消防署員と消防団員が出動現場で携帯する無線機器計119台を配備した。署員同士の無線連絡などが可能となった。

　両崖山火災では、従来の無線機器の電波が届かないエリアが多く、機器の携帯者は一部に限られていたため、署員同士は口頭での情報伝達を行った。この問題を解消しようと、消防署の出動員のために無線機95台、消防団の小隊長ら幹部に無線受令機24台を初めて配備。情報のやりとりがスムーズになったという。

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