松尾署長(左)から感謝状を贈られた斎藤さん(中央)、裕之さん親子

 今市署は16日、道に迷った高齢女性を保護した塩谷町船生、看護師斎藤好江(さいとうよしえ)さん(64)=写真中央、裕之(ひろゆき)さん(35)=同右=親子に感謝状を贈った。

 2人は2日午後3時40分ごろ、日光市野口の医療機関へ行った後、近くの道路を横断しようとしていた女性(85)の様子がおかしいと気づき、車を止めて声をかけた。

 小雨の中、傘も差さずにサンダル履きだった女性が「帰るところが分からない」などと話していたため、車に乗せ、同署まで送り届けた。女性がいたのは自宅から2キロほど離れた場所。横断しようとしていたのは観光地を結ぶ幹線道路で、連休中のため通行量も多かったという。

 松尾秀和(まつおひでかず)署長から感謝状を受け取った好江さんは「新型コロナウイルス禍で人との関わりが薄くなっているが、困っている人はいる。職業柄、そうした人に声をかけることを心がけている」と話した。