劇団四季のミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の通し舞台稽古が13日、神奈川県内でメディアや関係者に公開された。14日から全国ツアーが始まり、宇都宮公演(とちぎ未来づくり財団、下野新聞社主催)は6月25日、県総合文化センターで行われる。
劇団オリジナルのミュージカルで、英国の同名ベストセラー小説が原作。アンドロイドが人間に代わって家事や仕事をする近未来を舞台に、両親を事故で亡くし無気力な日々を送る主人公・ベンと、壊れかけのロボット・タングの旅と成長を描く。
タングは、2人の俳優が人形を操り表現する。公開稽古ではタングの頭や腕、目、重量感ある歩き方などリアルな動きを披露し、生き生きとした演技を見せた。
終了後、ベン役の田辺真也(たなべしんや)さんは「引きこもりだったベンがタングと共に旅をして、一期一会を通して成長していく。自分も全国ツアーでの一期一会が楽しみ」と話した。
チケットはS席9900円、A席8800円、B席6600円、C席4400円。(問)下野新聞社教育文化事業部028・625・1134。