栃木県高校総体は13日、宇都宮市のユウケイ武道館ほかで剣道と陸上を行った。
剣道男子団体は佐野日大が1-0で小山を下し8連覇、女子団体は小山が1-0で矢板中央に勝利し連覇を果たした。
2年生中堅が存在感
男子団体の佐野日大は中堅の2年生・浜田大佑(はまだだいすけ)が存在感を発揮。準決勝、決勝と勝って優勝に貢献した。
2人連続引き分けで迎えた小山との決勝は冷静に相手の出方を見て「ミスを逃さずワンチャンスを狙っていた」。中途半端な間合いで相手の足が止まった瞬間に得意のメンを決めると、直後には攻めに出た相手の出はなを狙い鮮やかにコテ。決勝でチーム唯一の勝利をつかんだ。
北海道出身。「選手が自分で考える佐野日大のやり方で強くなりたい」と決断して進学した。先輩たちに挑む個人戦へ「4強以上、できれば優勝を狙いたい」と貪欲な姿勢で臨む。