聴覚障害者への接し方を学ぶ福祉授業が13日、那須塩原市横林小で行われ、同校、大貫小、関谷小の3、4年生計33人が、市聴覚障害者協会の鈴木弘義(すずきひろよし)会長(79)=同市新朝日=から手話を使ったコミュニケーション方法を学んだ。

 授業は3校が総合学習の一環として2021年度から実施している。

 生まれつき耳が不自由な鈴木会長は、イラストを示しながら身の回りのものや動物などを手話で表現。児童は手の動きを熱心にまね、日常的なあいさつをつないだ自己紹介に挑戦した。

 鈴木会長は、児童から「耳が聞こえないことで困ったことは」と質問され「急に電車が止まったときや災害のときなどは、状況が分からず戸惑うことが多い」と答えた。

 横林小の森琳太郎(もりりんたろう)君(9)は「聴覚に障害がある人が困っていたら手話で助けたい」と話した。

 市は手話の理解促進や普及を図るため、21年4月に「市手話言語条例」を施行している。