約3万発の大輪が夏の夜空を彩った足利花火大会=2019年8月、足利市の渡良瀬川河川敷、約15秒間露光

 栃木県足利市の足利花火大会実行委員会は12日、足利商工会議所で主催団体長会議を開き、第106回足利花火大会を8月6日に渡良瀬川に架かる田中橋下流の渡良瀬運動公園と同河川敷で開催すると決めた。新型コロナ感染症対策のため、2年連続で中止されており、開催されれば3年ぶりとなる。開催時間は午後7時15分から1時間に短縮。打ち上げ数は今後、調整する。

 同実行委員長の相馬稔(そうまみのる)同会議所会頭は、記者会見で「前回大会は1時間45分で約3万発を打ち上げたが、今回は未定。時間は短縮するが規模縮小ではない。市制100周年記念のワイドスターマインの打ち上げなど、足利の花火らしい大会にしたい」と話した。

 観客にはマスクの着用を求めるほか大声の禁止、ソーシャルディスタンスの確保、飲食時の黙食を呼びかける。開催前に感染が拡大し、政府による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などが適用された場合は、中止を含めて検討する。

 例年、河川敷に設けていた約1万5千人分の有料桟敷席は設けず、畳4枚分ほどのブルーシートを千枚敷いて、千席の有料席とする。1席5千円(予約制)で、5千人程度の利用を想定している。

 今回の予算額は約4023万円で、前回決算額9912万円の約4割にとどまっている。