中麿宮司(右)から神水を受け取る参列者ら

中麿宮司(右)から神水を受け取る参列者ら

中麿宮司(右)から神水を受け取る参列者ら 中麿宮司(右)から神水を受け取る参列者ら

 日光市山内の世界遺産・日光二荒山神社で10日、日本酒やみそなどの醸造物の出来栄えに感謝し、醸造作業の安全を願う「報醸祭」が行われた。

 醸造の祖神「二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)」を祭る同神社で、毎年この時季に行われる恒例行事。

 栃木県内の醸造会社の代表ら約20人が参列し、各社自慢の商品が奉納された拝殿で神事が営まれた。その後、境内の「二荒霊泉」へ移動し、中麿輝美(なかまろてるみ)宮司がひしゃくですくった神水を参列者一人一人に分け与えた。神水は酒蔵の神棚などに供えられるという。

 県酒造組合の尾崎宗範(おざきむねのり)会長(61)は「去年の夏はお米の出来が良く、この冬も気候が安定していたので、良いお酒がたくさん出来た。多くの人に飲んで、楽しんでもらいたい」などと話した。

 秋には同神社で良質な醸造物の出来を祈願する「祈醸祭」が行われる。