サッカー男子決勝 後半2分、宇短大付のMF土谷(7)がミドルシュートを決め、チームメイトに祝福される=真岡市総合運動公園陸上競技場

サッカー男子優勝の宇短大付

サッカー男子決勝 後半2分、宇短大付のMF土谷(7)がミドルシュートを決め、チームメイトに祝福される=真岡市総合運動公園陸上競技場 サッカー男子優勝の宇短大付

 栃木県高校総体は9日までに、真岡市総合運動公園陸上競技場ほかで各競技を行った。サッカー男子決勝は宇都宮短大付が1-0で佐野日大を下し4年ぶり2度目の優勝を飾った。

 宇都宮短大付は前半を0-0で折り返すと、後半にMF土谷歩夢(つちやあゆむ)が先制点を挙げ逃げ切った。佐野日大は好機を得るものの最後までゴールネットを揺らせなかった。

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 ▽サッカー優秀選手

 増田吏玖、北村朔也、土谷歩夢、高橋凪翔、田上羅以加(宇都宮短大付)高根沢賢、向井俊貴、江沢匠映、大久保昇真、緒形一真(佐野日大)落合大翔、秦野颯、和気渚央(さくら清修)高井遥人、桝井遼汰、岩渕浩平(真岡)白石晃樹(那須清峰)斎藤聡太(宇都宮白楊)浅田登夢(宇都宮工)三浦淳(白鴎大足利)

後半修正  好機逃さず

 試合終了の笛が鳴るとサッカー宇都宮短大付の選手たちは喜びを爆発させた。ライバルであり、目標のチームでもあった佐野日大に競り勝ち優勝。岩崎陸(いわさきあつし)監督は「選手一人一人がそれぞれの特長を出してくれた。勝てて本当にうれしい」と喜びをかみ締めた。

 前半は相手のプレッシャーを受けて思うようにボールを運べなかった。しかし後半、空いたスペースを積極的に突くプランが立ち上がりから機能し、いきなりビッグチャンスが生まれた。

 後半2分、相手ゴール前。途中出場のMF小森心翔(こもりあいと)が得意のドリブルで右サイドから中央に切り込むと、混戦でこぼれ出たボールをMF土谷歩夢(つちやあゆむ)が「狙っていた」。利き足とは逆の左足でのダイレクトボレーでネットを揺らした。

 その後は堅守で佐野日大の攻撃を退け、1点を守り切った。主将のDF北村朔也(きたむらさくや)は「絶対に勝つという気持ちをみんなが持って戦っていた。ベンチ含め全員でつかんだ勝利」と強調した。

 4年ぶりに出場する関東大会へは「やるからには優勝」と目標を掲げる。チームが追い求めるものは、選手個々が特長をうまく生かす戦い方。優勝で自信を深めたイレブンが「トータルフットボール」でさらなる躍進を目指す。