お弁当を手にする金原さん

肉じゃがをアレンジしたお弁当

お弁当を手にする金原さん 肉じゃがをアレンジしたお弁当

 悩みが尽きないお弁当作り。キッズ料理研究家で、地元食材を使ったピクルスを製造販売する「Cooking&Glow」(宇都宮市)代表の金原恵美(かねはらえみ)さん(51)に作る際のポイントをアドバイスしてもらった。

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 おかずは食べやすいよう、一口サイズに。ウインナーに切り込みを入れてレタス、ミニトマトを挟んでホットドッグ風にしたり、うずら卵をベーコンで巻いて焼いたり、ひと工夫で見栄えも良くなる。

 彩りを豊かにするだけでなく、栄養バランスを考慮して野菜は取り入れたい。しかしアンケートでは、子どもの好き嫌いに苦戦する声も。

 金原さんは「生で食べさせようとせず、味を付けるといい」と提案する。たとえばダイコンやニンジン、キュウリなどを調味料に漬けてピクルスにする。花形に切り抜いておくと、かわいらしさも演出できる。

 ハンバーグやグラタンといったおかずに混ぜたり、炊き込みご飯やピラフに入れたりするのも一つの手。「まずはどういう味、形なら食べるか普段の食卓で試してみて」と勧める。食べない理由を聞いてみてもいいという。

 作る頻度は人それぞれだが、あれこれ考えると負担になってしまう。「頓知を効かせ、遊び心を持って楽しむことが大切」と今回、夕食の肉じゃがをリメークしたお弁当を紹介してくれた。

 メインは肉じゃがコロッケ。肉、ジャガイモ、タマネギなどをつぶして丸め、いったパン粉を付けるだけ。肉じゃがと一緒に煮込んだ、花形に切り抜いたニンジンを添える。ミニトマトはオリーブオイル、塩、パセリであえた。レタスを仕切りに使うと華やかになる。

 金原さん自身、3児の母で、計16年間お弁当を作った経験がある。子どもがワクワクするようなメニューを心掛けていた当時を振り返り、「今思うとあっという間だった。便利なものに頼りながら家庭の味を大切にしてほしい」と母の愛情をのぞかせた。