栃木県高校総体は6日、足利大付高第3体育館ほかでレスリング、ハンドボールなどを行った。

 レスリングは男子フリースタイル各階級のリーグ戦を行い、125キロ級で優勝した1年生福島煌天(ふくしまこう)をはじめ、足利大付勢が全階級を制した。

 ハンドボールの男子は2回戦までを行い、国学院栃木、石橋、宇都宮工、小山西が準決勝に進出。女子はリーグ戦1試合を行い、栃木商が20-14で小山西に勝った。

一年生、圧倒的内容

 レスリング男子フリースタイル125キロ級は足利大付の1年生福島煌天(ふくしまこう)が初制覇。県内デビューを飾り「すごく緊張していたのでほっとした」と息をついた。

 埼玉県出身。小学生の頃から全国大会常連で、先月行われた17歳以下JOCジュニアオリンピックカップは3位。174センチ、102キロの大器が頭角を現している。

 優勝を懸けた足利工の選手との一戦も圧倒的。両腕で首、肩をがっちりと固め、押し倒すように投げ技を決めた。快勝に笑みをこぼしながら「一つの技に頼り過ぎた」と満足していない様子。

 親元を離れた寮生活が始まり「寂しくなる時もある」と15歳らしい本音も漏らす。最大の目標は「日本一」。穏やかな口調に決意をにじませた。

レスリング男子フリースタイル各階級の優勝者

得意の技から一気に

 レスリング男子フリースタイル55キロ級の最終成績は2人が2勝1敗、勝ち点も同数で並んだが、3試合目にフォール勝ちを収めた足利大付の原田明香(はらだあすか)が内容差で初優勝をつかんだ。

 自賛したのは「胸を借りるつもりで挑んだ」同校3年生との初戦。相手を前に引きつけて、素早くタックルを仕掛ける得意の「ハイクラッチ」が決まった。そこから寝技に持ち込み、一気に得点を稼いだ。

 足利市出身でこの春、地元の名門に入学した1年生。「初めての大会だったのでうれしい」とした上で、「最後は足が動かなくなってしまった。試合時間が長い高校の戦いに早く慣れないと」と反省も忘れなかった。