開業したカフェ「杉山ハウス」と、薄根さん

開業したカフェ「杉山ハウス」と、薄根さん

開業したカフェ「杉山ハウス」と、薄根さん 開業したカフェ「杉山ハウス」と、薄根さん

 【市貝】町内産の農産物を使い、安全・安心な加工食品や弁当などを製造販売している「いちかい里山オフィス」経営の薄根洋恵(うすねひろえ)さん(52)=文谷(ふみや)=が、杉山の加工所に併設するカフェ「杉山ハウス」を21日に開業した。メニューや器に地元の食材や製品を使い、地域に根付いた居場所の提供を目指している。

 これまでは町施設の「きら里館」内の加工施設を利用していたが、同館から約500メートル南にある、夫で工務店経営孝志(たかし)さん(53)所有の空き店舗をリノベーション。加工所とカフェを同じフロアに開設した。カフェは10席。小貝郵便局近くの県道沿いにある。

 カフェではコーヒーのほか、町内産イチゴのとちおとめを使ったスムージー、サンドイッチなどを用意する。カップは町の陶芸家5人の作品を使い、「可能な限り地元のものを使って、地域の人が集まれる店を目指したい」という。

 薄根さんは小学5年と3年の男児の子育てをしながら、町内産の米やナシ、イチゴなどを使った食品の加工販売事業を手掛けている。カフェの営業日は木、金、土曜の週3日(祝日除く)と少ないが、それでも「仲間の助けを借りないとできない」という。

 21日の開店日も、宇都宮市在住で「いちかい里山オフィス」の製品を同市で販売する仲間の女性が早速訪れ、協力を申し出ていた。

 今月の営業は28日(午前11時半~午後4時)、30日(午前11時半~午後1時)の2日間。(問)薄根さん090・7280・9603。