新作を前に20年間の思い出を語る安藤さん

開館20周年を迎えた安藤勇寿少年の日美術館

新作を前に20年間の思い出を語る安藤さん 開館20周年を迎えた安藤勇寿少年の日美術館

 幼い頃の日常風景を独特の柔らかいタッチで描く色鉛筆画家安藤勇寿(あんどうゆうじ)さん(70)の作品を展示、所蔵する佐野市御神楽(みかぐら)町の「安藤勇寿『少年の日』美術館」が5日、開館20周年を迎えた。この間発表した作品は500号の「泣きむし」など大作を含む約400点。「どれも自分の分身みたいもの」と目を細める安藤さんは、「これからも自分のペースで書き続けるだけ」とますます意気盛んだ。

 都内の美術専門学校を出た安藤さんは、雑誌や新聞の挿絵を描くことで画家としてのキャリアをスタートさせた。「その際、さまざまな画材で表現したが、色鉛筆の繊細さが1番しっくりときた」という。