生徒から花束を受け取る江部さん

 【大田原】今年創立60周年を迎える黒羽高で35年間、学校医として同校や地域に貢献してきた江部寛(えべひろし)さん(74)が今春、引退した。同校はこのほど、長年の尽力に感謝して式典を行い、感謝状と花束を贈呈した。江部さんは「あっという間でたくさんの思い出がある。立派な式を開いていただき、ありがたい」と話した。

 県教委によると、県立高の学校医を35年以上務めたのは県内で10人ほど。2006年から2年での更新となったこともあり、2年で交代する人もいるという。

 江部さんは1986年、黒羽向町で開業。当時、黒羽地区の医師では最年少で、生徒数が600人以上だった同校の学校医を務めることになった。