親鳥(左)の隣で育つトラフズクのひな

 栃木市など4県4市2町にまたがる渡良瀬遊水地内で、トラフズクのひなが誕生し、すくすくと育っている。

 トラフズクはフクロウの仲間で、成鳥の全長は35~40センチ。主に本州北部の林で繁殖し、渡良瀬遊水地内には複数箇所に巣があるとされる。

 ひなは4月上旬に生まれ、あと1週間ほどで巣立っていく。遊水地内にある営巣地では今年、3羽誕生した。巣の中で親鳥とじゃれ合ったり、顔をくるくると回して周囲を見渡したりしていた。

 渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団は「見つけた際は、生態保護のため20メートル以上近づかないようにするなど静かに見学してもらいたい」と呼び掛けている。