男子団体決勝 白鴎足利の副将・斎藤(上)が体落としで技ありを奪う=ユウケイ武道館

男子団体優勝の白鴎足利

女子団体優勝の足短大付

男子団体決勝 白鴎足利の副将・斎藤(上)が体落としで技ありを奪う=ユウケイ武道館 男子団体優勝の白鴎足利 女子団体優勝の足短大付

 県高校総体は1日、宇都宮市のユウケイ武道館ほかで柔道、サッカーなどを行った。

 柔道は男女の団体を行い、男子は昨年、国学院栃木に大会6連覇を阻まれた白鴎大足利が決勝で雪辱を果たして王座を奪還。女子は足利短大付が初優勝した昨年に続き2連覇を果たした。

 サッカーは3回戦8試合を行い、真岡などが準々決勝に進出し8強が出そろった。

軽量級が流れつくる 白鷗足利

 内容と結果、試合後の選手たちの姿勢。その全てが評価できるものだったからこそ、白鴎大足利の蓬田正郎(よもぎだまさお)監督は「いい線いっている」とチームの現状に合格点を与えた。

 3月の全国高校選手権で8位入賞にとどまり、「大会が終わってからいろいろな場面を想定し、厳しいメニューもやってきた」と蓬田監督。その成果はこの日の結果に表れた。

 躍動したのは副将の斎藤颯太(さいとうそうた)。組み手を重視して主導権を握り、相手が前のめりになったところを得意の体落としで技ありを奪って勝利を手にした。

 ここでリードを奪えたのも「何が何でも流れをつくる」と臨んだ先鋒(せんぽう)・長須祐太(ながすゆうた)から中堅・松本陽佑(まつもとようすけ)までの軽量級3人の働きがあったからこそ。相手の勢いに押し切られることなく全員引き分けに持ち込み、攻勢な流れをつくった。

 王座を奪還してもなお、軽量級の主将を務める次鋒・岩井陽介(いわいようすけ)は「前の3人が勝てなかった」と喜びはない。勝って満足しない姿にも指揮官は「まだまだ伸びしろを感じた」と目を細めた。

 盤石ではなかったものの大将戦勝利のエース斎五澤凌生(さいごさわりょうせい)主将を中心に、チームワークは日に日に高まっている。目指す全国総体への頂へ。男たちの成長はまだまだ止まらない。