新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は1日、新たに計342人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、県内の累計感染者数は8万1165人となった。また県は同日、医療機関に入院していた10歳未満の女児が29日に死亡したと発表。10歳未満の子どもが新型コロナで死亡するのは県内で初めて。

 県によると、女児は栃木県在住で基礎疾患はなかった。陽性となった当初は軽症程度で、自宅療養をしていた。その後に容体が急変し、病院に救急搬送され集中治療室で治療を受けていたが、感染による急性脳症で死亡した。

 女児はワクチン接種が可能な5歳に達していたが、未接種だったという。女児の保護者は県を通じて「(女児は)ワクチン未接種だった。多くの人にワクチンを接種してほしい」とコメントを出した。県内の死者は計266人となった。

 新規感染者は10歳未満~90代の男女で、241人の感染経路が分かっていない。佐野市の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生し、職員3人と入所者6人の計9人が感染した。

 入院者115人、宿泊療養者276人、自宅療養者(療養先調整中含む)5367人、重症者1人。

 【1日の市町別感染者数】宇都宮市99人、足利市37人、那須塩原市33人、佐野市20人、真岡市18人、大田原市17人、小山市16人、日光市13人、栃木市11人、壬生町10人、矢板市9人、那須烏山市、下野市、高根沢町各8人、さくら市7人、鹿沼市、上三川町各6人、那須町4人、市貝町、芳賀町各3人、益子町2人、県外4人