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野外歌舞伎も上演された宣言式

 那須烏山市山あげ俳句全国大会実行委員会は1日、那須烏山市金井2丁目の山あげ会館前で、「山あげ」を夏の季語として全国に発信する「山あげを夏の季語に」宣言式を行った。関係者ら約60人が出席し、文学を通じた新たなまちづくりの試みの幕開けを祝った。

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 宣言は、市民の精神的支柱である山あげ祭にちなんだ俳句を市内外から募り、地域活性化につなげる試み。鈴木美江子(すずきみえこ)委員長(83)が「『山あげ』は歴史性、風土性、詩情性を備えている」と述べた上で、「全国の俳人に認知いただき、歳時記に掲載されるまで活動を続ける」との宣言書を高らかに読み上げた。

 続いて「山あげ」を使った代表的な俳句5句が紹介され、うち2句による吟詠を市出身の吟詠家中村佳常代(なかむらかつよ)さん(77)が披露した。元田町お囃子(はやし)会によるおはやし、烏山山あげ保存会芸能部会による野外歌舞伎「三番叟(さんばそう)」と常磐津の演奏もあり、式典に花を添えた。

 同実行委は今夏の山あげ祭会場に投句箱を設けるほか、句誌「山あげ」を7月初旬に創刊する予定。友人と出席した地元の主婦(81)は「PRは素晴らしいこと。自分も一句考えてみたい」と喜んでいた。