寄贈した鎧と森自治会長(後列左)や粉川市長(同右)ら

 【日光】下鉢石(はついし)自治会は28日、自治会が所有する鎧(よろい)1領を市に寄贈した。

 寄贈された鎧は重さ約20キロで、日光東照宮の「百物揃(ひゃくものぞろい)千人武者行列」で使われる鎧を複製した。2012年、同自治会が町内にある民間ビルの展示ブースに飾るために作ったという。

 ビルの改修工事に伴い、展示できなくなったことから、市に有効活用してもらうため寄贈を決めた。

 この日は、御幸町の市日光郷土センター「mekke(メッケ)」で寄贈式が行われ、自治会や市の幹部らが参加した。

 同自治会の森直生(もりなおき)会長は「このまま鎧を眠らせてしまうことはじくじたる思い。今後も展示したり、活用したりしていただけることはありがたい」と話した。粉川昭一(こなかわしょういち)市長は「貴重な鎧を活用させてもらいながら、観光誘客に引き続き取り組んでいきたい」と感謝した。

 鎧は同日からメッケ内に展示され、観賞できる。