ラジコンボートを操縦する関係者ら

 【鹿沼】除草剤散布のためラジコンボートを使用する久野地区の稲作農家でつくる「久野ラジコンボート研究会」は23日、同地区の水田で操縦と除草剤についての講習会を開いた。

 水田への除草剤散布には近年、省力化などを目的にラジコンボートやドローンを活用するケースが増えている。同地区では2015年ごろから使用しており、19年に同研究会が組織された。現在、十数軒の農家が散布方法や農薬についての勉強会などを開いている。

 ボートは、全長1メートル、幅50センチほどのボディーボードに草刈り機のエンジンやプロペラ、操舵(そうだ)機などを搭載して作られている。コントローラーで遠隔操縦して液剤や粒剤をまく。会員はボートを自作することで、費用を10万円程度と市販品の8分の1ほどに抑えているという。

 会員たちは“愛機”の動きを確認した後、農薬メーカーの担当者から最新商品の概要や使用法などを学んだ。同研究会の渡辺宏幸(わたなべひろゆき)会長(51)は「楽しく農業を続けられる環境づくりを進めていきたい」と話していた。