宇都宮市で2016年、制御困難な高速度で乗用車を運転して事故を起こし同乗者4人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪に問われた福島県会津若松市中央1丁目、元ホテル従業員中村舜希(なかむらみづき)被告(30)は26日、懲役7年(求刑懲役9年)を言い渡した東京高裁差し戻し控訴審判決を不服として最高裁に上告した。

 差し戻し審の一審宇都宮地裁裁判員裁判判決は、危険運転致死傷罪の成立を認めず、過失運転致死傷罪を適用し、懲役5年を言い渡していた。控訴審判決は事故当時の速度が「制御困難な高速度に該当するのは明らか」として危険運転致死傷罪の成立を認め、一審判決を破棄していた。