しもつけ21フォーラムで講演する志村氏=22日午後1時10分、宇都宮市本町

 下野新聞社の会員組織「しもつけ21フォーラム」の4月例会が22日、宇都宮市内で開かれ、ABC Cooking Studio代表取締役社長兼CEOの志村(しむら)なるみ氏が「若い女性の心を掴(つか)んだABCクッキングスタジオとイノベーション」と題し、企業理念や事業の特徴について講演した。

 志村氏は1985年、静岡県藤枝市に料理教室を開業。99年、さいたま市の大宮ロフトにガラス張りのスタジオをオープンしたのを機に、出店オファーが増えたという。現在は国内外に132スタジオを展開。自宅で再現してもらうため、簡単で身近に手に入る食材を使ったメニュー構成を方針としている。

 創業当時は企業理念に、カジュアルに料理を学ぶことを掲げていた。現在は、心と体が健康で社会的に満たされた状態を意味する「WELL BEING」の概念に着目。「料理をするだけで健康な体をキープできると改めて打ち出していきたい」と述べた。

 質疑応答では若い世代にも健康志向が高まっている変化に触れ、「皆が健康でいなければいけないと思うようになった。われわれにとっては追い風」と話した。

 志村氏は静岡県出身。20歳で起業した。2009年に社長を退任し、17年に取締役として復帰、21年から現職。