感謝状などを受け取った君島さん(中央)

 

 矢板署と矢板地区交通安全協会は本年度、運転免許証を自主返納した人から交通安全の秘訣(ひけつ)を募って現役ドライバーに広める「交通安全言葉のたすきリレー事業」を始めた。21日は、同事業に協力する最初の返納者となった塩谷町佐貫、無職君島富子(きみじまとみこ)さん(62)に表彰状などを贈った。

 同事業では、返納者から募った交通安全の秘訣を同署が交通安全講話などで活用する。返納者には表彰状と記念品を贈り、地域で交通安全のアドバイスなどを行ってもらう。

 君島さんは25歳の頃に免許を取得。40年近く無事故無違反を継続してきたが、体力の衰えなどを理由に返納を決めたという。交通安全の秘訣として「止まれは必ず止まる」「体調が悪い時は運転をしない」の2点を挙げた。

 同署で行われた贈呈式で吉川宗宣(よしかわひろのり)署長は「大切な秘訣をつないでいくことで、交通安全の輪を広げていきたい」とあいさつした。