勇壮に矢を放つ選手たち

 【日光】弓の名手として名高い那須与一(なすのよいち)をたたえる伝統の「扇の的弓道大会」が4日、奥日光の中禅寺湖畔で開かれ、県内外の出場者約1800人が日頃の鍛錬の成果を競った。

 県弓道連盟が主催しており、今年で57回目。1185年の源平屋島の合戦で、与一が二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)に祈り、舟上の扇の的を射抜いた故事にちなんでいる。

 この日の奥日光は最高気温26・1度の快晴。会場となった日光二荒山神社中宮祠前の湖畔は、大勢の関係者でにぎわった。選手たちは湖上の舟に立てられた的に向かって4本の矢を放ち、的に当たると観衆から歓声が上がっていた。