辞令を手にする三浦さん(左)と川上さん

 【日光】市はこのほど、民間企業から派遣されたデジタル専門人材2人に辞令を交付した。国の人材支援制度を活用した。市によると、同制度を使った人材の登用は矢板市と益子町で進んでいる。

 派遣されたのはいずれも都内在住の三浦長(みうらたける)さん(56)と川上椋子(かわかみりょうこ)さん(28)。三浦さんは日本情報通信(東京都中央区)のシステムエンジニア。川上さんはNTT東日本(同新宿区)で自治体のコンサル業務などに当たっている。

 市は財政面だけではなく、デジタル技術を活用した市民満足度の高い行革を目指している。市総合政策課の豊口誠(とよぐちまこと)課長補佐(50)によると「例えば、来庁しなくても済むシステム。待ち時間を短縮するシステム。書類を何枚も書く必要がないシステムなどが想定される」という。

 派遣期間はともに2年。施策の仕組みづくりやアドバイス、職員を対象にした研修などを行う。それぞれの企業に所属しながら三浦さんは週3日程度登庁し、川上さんは週1日ウェブ会議に参加する。

 辞令を手にした三浦さんは「これまでの経験を生かしたい」と抱負を述べ、川上さんは「いろいろな課題を集めて、提案できたら」と話した。