約4カ月ぶりに全体を見ることができるようになった陽明門

 日光市山内の世界遺産・日光東照宮の国宝「陽明門」の手直し工事が16日までに完了し、工事用の足場が撤去された。着工以来約4カ月ぶりに、きらびやかな陽明門を見ることができるようになった。

 16日は多くの参拝者が東照宮を訪れ、陽明門前で足を止めて写真を撮っていた。東照宮の稲葉尚正(いなばたかまさ)権宮司は「工事中に参拝してくださった方は陽明門を見ることができず、申し訳ないという思い。取り得る最適な方法で手直しできたと思うので、ぜひ見に来てほしい」と話した。

 東照宮は昨年12月、陽明門の一部に雨漏りやカビが確認されたとして手直し工事に着手。「日光社寺文化財保存会」が設計監理者となり、正面屋根の修理とカビが確認された唐獅子の彫刻や柱への胡粉(ごふん)(白色顔料)塗り直しなどを行った。

 工事期間中は足場を組み、素屋根で覆っていたため、陽明門全体を見ることはできなかった。