朝ドラの撮影に使われた旧須賀川小

 11日に放送が始まったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、栃木県大田原市須賀川の旧須賀川小が撮影に使われた。ヒロインらが通う小中学校の設定で第1話から登場。市商工観光課は「大変光栄なこと。ドラマを通して旧須賀川小の魅力が伝われば」と話している。

 物語は本土復帰前の沖縄本島北部で生まれ育った4人兄妹の次女比嘉暢子(ひがのぶこ)(黒島結菜(くろしまゆいな)さん)の歩みを、個性豊かな家族との絆などを通して描く。現在は小学時代の暢子を稲垣来泉(いながきくるみ)さんが演じ、2階建ての木造校舎がたびたび登場する。

 旧須賀川小は1955年に建てられ、統廃合に伴って2006年に学びやとしての役目を終えた。現在は地元住民らで組織する保存会が維持管理を行っている。昭和の面影がそのまま残り、県フィルムコミッションなどを通して、これまで何度も映画やドラマなどの撮影で利用されている。

 同課によると、「朝ドラ」では昨夏ごろ使われることが決定。撮影は昨年10月に1週間ほどかけて行われ、エキストラを含めて約200人規模となった日もあったという。

 撮影に立ち会った同課の八木澤美斗(やぎさわよしと)さんは「大きな撮影で使われ、地元の人も喜んでいる。旧須賀川小の魅力が伝わり観光誘客にもつながれば」と話している。